ミノキシジル
2017.12/11

ミノキシジルは高い発毛効果を持っています。ここでは使い方や発毛の仕組み、副作用、注意点などをわかりやすく説明しています。

  • top

ミノキシジルとは

ミノキシジル成分の化学式

このページでは「ミノキシジル」に関する様々な情報を、専門的な医療用語などは極力使用せず、なるべくわかりやすい言葉でまとめてあります。

購入を検討中の方や、現在使用中の方の手助けとなれれば幸いです。

一般名ミノキシジルとは医薬品の成分名で、医学的にも発毛の効果が証明されており、世界中で同成分を含んだ多くの育毛剤が販売されています。

血管を拡張させることで髪の成長に必要な栄養素を巡らせ、積極的な発毛を可能にしていますが、元々は高血圧を治療する血圧降下剤として、ファイザーの前身であるアップジョン社によって研究、開発が行われていました。

1970年代のことです。
ところが、この血圧降下剤を服用していた多数の患者から、全身が多毛になるという驚くべき副作用が相次いで報告されたのです。

この事態を受けたメーカーはすぐに原因の究明に取り組み、そこからミノキシジルが持つ発毛効果を明らかにしました。

そしてこの発毛効果を活かすべく、当時前例のなかった、薄毛を改善する発毛剤の成分としての研究が始まりました。

1980年代、満を持して外用薬の「ロゲイン」が発売となってから現在に至るまで、世界中のメーカーがミノキシジルを有効成分とした育毛剤を発売しています。

それらは確かな発毛効果が望める製品として各国で使用されていますが、現在ではインターネットを利用した通販で誰でも簡単に購入することができます。

男性であっても女性であってもなかなか他人には相談しにくい悩みである薄毛ですが、ネット通販であればプライバシーを守りながら改善していくこともできるのです。

ミノキシジルの発毛効果

女医

前述したように、ミノキシジルには血管拡張作用により医学的に認められた発毛の効果があります。

そして結論から先に言ってしまうと、ミノキシジル以上の発毛効果が見込める成分は現在のところありません。

現在、医学的に発毛効果が認められた成分はミノキシジルの他に、「フィナステリド」がありこの2種類のみです。

逆に言ってしまえば、これら2種類の成分以外は、医学的根拠のある発毛効果が認められていないので、信頼性の面では大きく劣ってしまうと言えます。

日本皮膚科学会は、2010年に「男性型脱毛症診療ガイドライン」を作成しましたが、その中でもミノキシジルは唯一フィナステリドと並び、最高位のAランクに定められています。

このAランクとは、医学的にも根拠があり、脱毛症治療においては行なうように強く勧められている、ということを指しています。

次点のBランクには自毛植毛(健康な部分の毛髪を移植する外科手術)がありますが、こちらは治療方法であって成分ではありません。

続くC1ランク以下は、医学的には十分な根拠が認められていない成分や治療法なので、薄毛を確実に改善するのであればやはりミノキシジルやフィナステリドの使用が最善であると言えます。

今や一大ビジネスマーケットである育毛業界では、常に新しい育毛・発毛成分なども登場していますが、そのどれもが未だにミノキシジルを超える有効性を示せていないのが現状なのです。

ミノキシジルが薄毛に効く仕組み

ミノキシジルの発毛効果をひとことで簡潔に現すならば、“血管拡張作用による毛乳頭への栄養供給増加による積極的発毛”となるでしょう。

実に単純と思われるかもしれませんが、実際にはもう少し複雑な要素が絡み合い、積極的な発毛を促しているのです。

頭皮に生えている髪の毛の根本の部分を毛根と言い、特に毛髪の周辺の皮膚器官を「毛包」といいます。

そして毛根の中でも末端の基部に存在し、毛細血管と繋がっている組織が「毛乳頭」です。

この毛乳頭は、毛細血管から酸素や栄養素を受け取り、それらを「毛母細胞」という毛乳頭の周辺に存在している細胞に送り届けます。

酸素や栄養素を受け取った毛母細胞は、たんぱく質の合成と細胞分裂を起こしこれが髪の毛の成長となります。

ミノキシジルの作用によって、拡張された毛細血管からは通常より多くの酸素や栄養素が毛乳頭に送り込まれます。

そしてそこから大量の酸素や栄養を受け取り刺激された毛母細胞は、より活発なたんぱく質の合成と細胞分裂を起こし積極的な発毛効果を現します。

また、ミノキシジルは毛包に直接作用して活性化する効果もあります。

特に、ホルモンの影響で起こる男性特有の脱毛症では毛包は収縮し衰えてしまっています。

ミノキシジルはこの毛包をダイレクトに活性化し、大きく成長させます。

健康な毛包は、コシのある強い髪を発毛するうえでは欠くことができません。

血管拡張作用に比べるとあまり知られてはいないこの毛包へのダイレクトな作用こそが、ミノキシジルの高い発毛効果を裏付けているとも言えます。

  1. 血管拡張による毛乳頭への多くの栄養素の運搬
  2. 毛包へのダイレクトな活性化作用

この2点によってミノキシジルは積極的な発毛を可能にしているのです。

ミノキシジルの内服薬

ミノキシジルの内服薬

ミノキシジルを有効成分とした医薬品には内服薬と外用薬があります。

どちらも高い発毛効果を持っていますが、同じ成分であっても内服薬か外用薬かでは大きく変わってきますが、ここではミノキシジル内服薬に焦点を当てて説明をしていきます。

元々は高血圧を改善する血圧降下剤に利用されていたミノキシジルは、錠剤の内服薬としての販売からスタートしています。

ミノキシジル内服薬を服用すると、吸収された成分は血管を拡張させ、また毛包へ直接働きかけて積極的な発毛を促進します。

ミノキシジル内服薬の最大の特徴は、外用薬に比べるとさらに高い発毛効果を持っている点です。

内服薬と外用薬が存在する医薬品の場合、成分が体内で胃や腸から直接吸収される内服薬のほうが薬の効果は高くなりますが、ミノキシジルにおいてもそれは例外ではありません。

単純な発毛効果の高さだけでミノキシジルを選ぶのであれば、高濃度の内服薬を選択するのが間違いないでしょう。

ただし、内服薬にはデメリットも存在します。

それは副作用の種類とその現れやすさです。

まず、すべての医薬品には副作用があると言われていますが、ミノキシジルにも当然副作用があります。

医薬品は体の中で様々な作用をしますが、その中で、病気を治したり症状を改善させるといった本来の目的をベネフィット(効き目)、それ以外の望ましくない作用をリスク(副作用)と言います。

医薬品を使用する際は、このベネフィットとリスクを正確に理解し、バランスを考えなければなりません。

ミノキシジル内服薬の副作用には、動悸、むくみ、めまい、全身の多毛などがあります。

特にこれらの副作用は、外用薬よりも内服薬で出やすい症状なので服用の際は理解が必要でしょう。

ミノキシジル内服薬の特徴は、

  1. 外用薬よりもさらに高い効果
  2. 副作用が現れる可能性も高い

この2点と言うことができます。

ミノキシジルの外用薬

ミノキシジルの外用薬

ミノキシジルを有効成分とした外用薬は様々なメーカーから多くの製品として発売されています。

液体状のもの、クリーム状のもの、ムース状のものなど幅広いタイプがあり、主に使い安さや使用感などが異なります。

有効成分ミノキシジルは頭皮の皮膚を通して吸収され(経皮吸収)、血管拡張による毛乳頭への栄養の供給と、毛包を直接活性化させる効果によって積極的な発毛を促進させます。

日本では大正製薬の「リアップ」が有名で、リアップは2017年現在ミノキシジル濃度が5%までのものがラインナップされています。

一方海外製薬メーカーの展開しているミノキシジル外用薬は濃度が15%以上のものもあり、さらに高い発毛効果を期待することができます。

内服薬と比較したときのミノキシジル外用薬の最大の特徴として、内服薬で多く見られる、全身への副作用がほとんどなくなっている点が挙げられます。

薄毛が気になる箇所へ直接塗布する外用薬は、その効果も副作用も局所的に留めることができるのです。

ミノキシジル外用薬特有の副作用としては、患部のかゆみやかぶれが出る場合があります。

また、頭皮から吸収された成分は、血液を通して全身にもめぐるため、内服薬に比べれば格段に少なくはなりますが、動悸やめまい、むくみなどの全身の症状が副作用として現れる場合もあります。

ミノキシジルを安く購入する方法

お金と保険証と請求書

現在日本でミノキシジルを購入する方法は大きく分けて3つほどあります。

まずひとつは、薬局や薬店、ドラッグストアなどで購入する方法です。

日本で人気の育毛剤である大正製薬のリアップは、2017年の時点では国内の薬局で購入できる唯一のミノキシジル外用薬です。

そして日本では薬局などで購入できるOTC医薬品(一般用医薬品)としてミノキシジルを含有した商品は「リアップX5」「リアップジェット」「リアップリジェンヌ」という3商品だけなのです。

薬局などでこれらを購入する際の注意として、第1類医薬品に分類されるリアップは、薬剤師からでなければ購入することができません。

購入しようと訪店したとき、薬剤師が不在の場合は購入ができないので注意しましょう。

2つめの購入方法には、AGA(男性型脱毛症)クリニックや皮膚科などの医療機関を受診し処方してもらう方法があります。

これらの医療機関では、医師の判断によってより幅広いミノキシジル外用薬、内服薬を処方してもらうことが可能です。

比較的高額になりますが、医師の指導の下に医薬品を処方されることに対しての安心感はメリットと言えるでしょう。

そして3つめに方法には、通信販売の利用があります。

現在ではインターネットを利用したネット通販が身近になっていますが、ネット通販では含有量の高い海外製の医薬品など、様々なミノキシジルを含んだ医薬品を選択して注文することが可能です。

このネット通販は薬機法(旧薬事法)で定められた医薬品の個人輸入という行為にあたり、医薬品の使用は自己責任となりますが、圧倒的にリーズナブルな点が最大の特徴で、現在ミノキシジルやフィナステリドなどの薄毛治療に関する医薬品をネット通販で購入する方は急増しています。

ミノキシジルをなるべく安く購入したいのであれば、ネット通販の利用がよいでしょう。

ミノキシジルを病院で処方

ミノキシジルを皮膚科やAGAクリニックなどの医療機関で処方してもらう場合ですが、メリットやデメリットがあるのでそれぞれ理解しておくのがよいでしょう。

医療機関からミノキシジルを処方してもらうには一定の手順が必要となります。

まずは、ミノキシジルを処方可能な医療機関を探します。

AGA専門のクリニックであればほぼ確実にミノキシジルの処方を行っているようですが、皮膚科など、専門のクリニック以外の医療機関の場合は処方が可能か事前に確認するのがよいでしょう。

また、病院やクリニックなどからの処方の場合は通院ということになるので、自宅や職場から通いやすいところを選ぶのがよいでしょう。

ミノキシジルを処方してもらえる医療機関が見つかったら次は初診を予約します。

薄毛の治療は、保険が適用されないため、費用は実費の全額負担となりますが、AGAクリニックでは初回の無料のカウンセリングなどを行っているところもあります。

特にAGAクリニックにはそれぞれ個性があり、オリジナルの育毛商品などで独自の治療を行っているところもあります。

治療費などにも差があるので、事前の情報収集は十分に行って損はありません。

医療機関へ初診の予約をしたら、次はいよいよ実際に通院します。

医師へ伝えたいことや聞きたいことなどはなるべく整理しておきましょう。

初診では薄毛の状態の確認に加えて、血液検査や親族の薄毛の有無、生活の習慣などの問診があります。

それに合わせて医師と治療の方針などを相談し、最終的に個人に適した医薬品の処方がされます。

患者がミノキシジルの処方を希望していても、高血圧や心臓に疾患がある場合は処方が認められない場合もあります。

また、処方されるミノキシジルなどの医薬品は1ヶ月単位としている医療機関が多いようです。

医薬品の切れるペースに合わせて、経過を見ながら通院を続けます。

もちろん、効果がかんばしくない場合などは途中から薬を変更することなども可能なので、自分に合った医薬品で治療をすることができます。

このように、医療機関からのミノキシジルを処方される場合、高額にはなりますが安心感を得られるというメリットがあります。

ミノキシジルを通販で購入

ミノキシジルをインターネット通販で購入する際にもメリットとデメリットがあります。

前述したように、ミノキシジルのネット通販は厚生労働省が薬機法(旧:薬事法)によって認めている医薬品の個人輸入という行為にあたります。

医薬品の個人輸入では、原則として個人が使用する場合の1ヶ月分の用量(ミノキシジル外用薬であればおよそ60ml)の購入が認められています。

個人輸入と聞くとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、購入者の希望の注文を受けた通販サイトが、輸入代行というかたちで海外の業者から購入者への配送の手続きをしてくれます。

購入者は、氏名や住所、メールアドレスや電話番号などの情報を入力し、商品代金の支払いをクレジットカードや銀行振り込みで完了させればあとは数日で海外から商品が到着するようになっています。

このように通常のネット通販とほとんど変わらない手順で間単に注文することができるようになっていますが、商品が到着するまでは5日〜10日ほどの日数がかかりますので、その点は認識しておきましょう。

また、海外から配送される商品の場合、どうしても日本国内の物流よりも配送事故のリスクが高くなります。

しかし、最近では大手の通販サイト(輸入代行業者)では、万が一の配送事故の際の補償が当たり前になっています。

ネット通販でミノキシジルを購入することの最大のメリットは、なんといっても価格の安さにあるのではないでしょうか。

日本国内で処方薬として購入する場合と比較するとおよそ1/3以下程度に価格を抑えることが可能です。

ミノキシジルによる薄毛治療は継続が不可欠である以上、この差はとてもつもなく大きいものとなります。

また、薄毛治療にミノキシジルを購入するというのは、他人に漏らしにくいデリケートな悩みに関する部分でもありますので、対面でのやり取りが一切不要なネット通販はプライバシー保護の面でも非常に有利です。

到着までに一定の日数がかかる、個人輸入できる商品は基本的に海外製品であるため日本語の説明書などは付属しないなどのデメリットもあるネット通販でのミノキシジルの購入ですが、圧倒的な低価格、24時間いつでもどこでも注文可能、プライバシーの面での安心、高い効果の海外製品を購入できるなど、多くのメリットがあり、年々利用者は増加の傾向にあります。

ミノキシジルの副作用

頭をかかえる男性のシルエット

前述しているように、全ての医薬品には効果と副作用が存在します。

特に、ミノキシジルのような効果の高い医薬品の場合は何かしらのかたちで副作用が起きる可能性も大きくなっています。

医薬品の副作用は健康に関わる重要な部分ですので、購入を検討中の方も現在使用中の方も、ミノキシジルによる副作用については十分に理解しておくようにしましょう。

具体的な副作用を挙げる前にまず、ミノキシジルが元々は高血圧治療に用いる血圧効果剤として開発された点に着目してみてください。

内服薬では全身の血管を拡げることで血圧を下げるミノキシジルは、その副作用も血管系のものが主になります。

血管系の副作用で主なものには動悸、血圧低下、めまい、むくみなどがあります。

また、全身の血管が拡張される内服薬では頭髪以外の部位にも程度の差はありますが発毛が見られることがあります。

ミノキシジル外用薬ではこれらの副作用は軽減されていますが、頭皮から経皮吸収された成分は全身の血管にも少なからず巡るために、外用薬でも血圧低下やむくみの副作用が報告された例は存在します。

さらに、外用薬特有の副作用として患部のかゆみやかぶれが出る場合がありますが、これはミノキシジルの成分が肌に合わず炎症を起こしている場合以外に、配合されているその他の成分による皮膚への刺激である可能性もあります。

特に、防腐剤として添加されているエタノールやポリプレングリコールが皮膚への刺激の原因となる場合は多くあります。

近年ではポリプレングリコールを使用していない外用薬も販売されているので、同成分が肌に合わない方などは覚えておくとよいでしょう。

ミノキシジルの副作用、内服薬編

ミノキシジルによる副作用を内服薬に絞って説明いたします。

特に内服薬は発毛効果が高い反面副作用も起こりやすくなります。

多いのは血管系の副作用で、これはミノキシジルが持つ血管拡張作用によるものです。

ミノキシジルを服用する血管が急激に拡がることで血圧が低下しますが、そうすると脳は血圧を保とうとするために血圧を上昇させる働きを持つ交感神経を緊張させます。

交感神経が緊張すると心拍数は上昇し、動悸や不整脈が起こりやすくなります。

また、急に血圧が低下することで、めまいが起こる場合があります。

他にも、ミノキシジルの副作用でこれらと同じくよく挙げられているものにむくみがあります。

このむくみの原因を説明すると、ミノキシジルの効果によって全身の血管が拡がり血液の循環が良くなると、血液の濃度下がり、いわゆるサラサラの状態になります。

すると急激な変化を受けた体は、この状態を元に戻そうと血中の水分を血管周辺の細胞に排出し始めます。

これにより、細胞に水分が溜まって全身、あるいは部分的なむくみとなって現れるのです。

このむくみは、特に顔に現れることが多いと言われています。

また、全身の血管が拡張される内服薬では程度の差はありますが、頭髪以外の部位の多毛も見られることがあります。

全身に巡ったミノキシジルの成分は、頭髪だけでなく全身の毛根に作用して成長させてしまうのです。

最後に、ミノキシジルの考えられうる副作用で、最も重篤なものに狭心症があります。

これは、血管が拡張されたことで心臓へ戻る血液量が増加し、それを再び送り出すという心臓の仕事量も増加します。 心臓は動脈から送られる酸素を消費しながら血液を循環させるポンプの役割を行っていますが、ミノキシジルの血管拡張作用で通常よりも多くの仕事を行う心臓では酸素が不足し始めます。

この心臓の酸素の不足が狭心発作の原因となってしまう場合があります。

ミノキシジル内服薬には以上のような副作用がありますが、少なからず心臓に負担がかかる医薬品であるという点は認識しておくようにしましょう。

ミノキシジルの副作用、外用薬編

ミノキシジル外用薬の副作用は、経口内服薬と比較して非常に軽微なものとなっています。

元々、血圧を下げる経口内服薬に利用されていたミノキシジルですが、そのまま薄毛治療薬として用いればどうしても望ましくない副作用が出てしまうという問題点がありました。

そのような経緯から開発されたのが外用薬です。

外用薬では、ミノキシジル特有の、動悸、血圧低下、めまい、むくみなど血管系の副作用は大幅に軽減されています。

もちろん、完全にゼロというわけではなく、経皮吸収され、体内に存在した成分によってこれらの副作用が発生してしまうこともまれにあるようです。

外用薬の副作用で多いものには、患部へ現れるかゆみやかぶれがあります。

これらはミノキシジルの成分そのもの、あるいは配合されている溶剤や防腐剤などの皮膚への刺激が原因となっています。

特に高濃度のミノキシジルになるほど皮膚への刺激も強くなるので、皮膚が敏感な方は注意が必要となります。

溶剤や防腐剤として使用されている、エタノール(アルコール)やプロピレングリコールも特に刺激の原因になることが多い成分です。

しかし近年ではエタノールやプロピレングリコールを含んでいない外用薬も販売されているので、これらの成分で肌が荒れてしまう方などは覚えておくとよいでしょう。

ミノキシジルの初期脱毛

抜け毛

ミノキシジルで薄毛の治療を行う際、特に使用を始めた初期にまとまった脱毛が起こる場合があります。

なんとかして髪を生やそうとミノキシジルを使用しているにも関わらず、突然脱毛が起こってしまっては薄毛の症状が悪化してしまうのではと心配になり、ミノキシジルの使用を中断してしまう人もいるようです。

これは「初期脱毛」と呼ばれる現象で、ミノキシジルによる一時的な脱毛の症状です。

頭髪には、古い髪が抜け新しい髪が生え始める「休止期」「早期成長期」、その髪が長く太く成長する「中期成長期」「後期成長期」、髪の成長が弱まる「退行期」という、ヘアサイクルや毛周期と呼ばれるいくつかの段階があります。

これらのサイクルを通常4〜5年ほどかけて順に繰り返すことで、髪は生え始めから成長、脱毛、そして新たな発毛を行っているのです。

ミノキシジルの作用で毛乳頭が刺激されると、休止期から早期成長期への移行が促進されます。

また、中期〜後期成長期を維持しようとし、退行期への移行を遅らせます。

積極的な発毛と毛髪の成長にはこのようなメカニズムがあるのですが、この中で休止期から早期成長期へ移行する際、休止期に入っていた髪は新しく生えてくる髪に押し出されるようなかたちで抜け落ちてしまうことがあります。

特にミノキシジルを服用し始めた初期は、それまで休止期の状態だった髪はある程度まとまって脱毛しやすくなります。

このように初期脱毛の原因は、休止期の髪の毛の生え変わりによるものと考えられ、外用薬よりも内服薬で多く見られます。

ミノキシジルで初期脱毛が起きても大丈夫

前述したように、ミノキシジルの使用初期においてはある程度のまとまった「初期脱毛」が起こる場合があります。

ここで心配になって使用を中断してしまう人もいるようですが、この初期の脱毛については正しい理解をしておくことが重要です。

なぜならば、ミノキシジルの使用による初期脱毛が終われば、今度は一気に発毛が始まるということがすでに多く報告されています。

初期脱毛の期間や脱毛の量は個人差がある部分ですが、ミノキシジルの使用開始2週間から2ヵ月の間に脱毛が始まり、長くとも1ヵ月以内には脱毛は収まるとされています。

ある程度まとまった量の脱毛である分その終了も実感しやすく、その後に爆発的な発毛を体感しているという声も多くあります。

言い換えれば、初期脱毛はミノキシジルが効き始めているサインであるので、あまり神経質になったり悲観したりせずに、今後の発毛を期待して辛抱強く乗り切ることが肝心です。

むしろ、初期脱毛が多いのは毛乳頭のミノキシジルに対する感度が高い証拠であり、その後は高い発毛効果が期待できるとも言われています。

また、初期脱毛自体がまったく起こらない人も中にはいらっしゃいますが、そのような場合でも発毛の効果は得られていたりするので、逆に初期脱毛がなかったからといってあまり心配する必要もないのです。

このように、ミノキシジルによる初期脱毛はその有無や期間、脱毛の量に個人差がありますが、途中で服用を中断してしまわぬよう、正しく理解をしておくようにしましょう。

ミノキシジルの服用方法

錠剤とコップ

高い発毛効果を持つミノキシジル内服薬ですが、医薬品である以上、自分の好きなように服用してもよいというわけではありません。

副作用を最小限に留め、最大限の効果を発揮するためにも正しく安全な服用方法は必ず覚えておくようにしましょう。

まず、ミノキシジルタブレットと呼ばれているミノキシジル内服薬には現在2.5mg、5mg、10mgという3つの成分量のものがあります。

そしてこの成分量に比例して、発毛の効果と副作用が強くなっていきます。

薄毛治療としてミノキシジルタブレットを服用する場合、1日に服用する用量は最大でも10mgまでとするようにしましょう。

そうだとしても、いきなり10mgの服用から開始してしまうのはリスクの面でお勧めできません。

ミノキシジル内服薬の副作用は、血管や心臓に関わる重篤なものもあるので服用は慎重に行うべきです。

初めて使用するのであれば、2.5mgのものを1日1錠の服用からスタートさせ、効果と副作用を確かめながら次第に増減していくのが安全です。

特に、ネット通販(個人輸入)での購入の場合、自己責任の下での使用となり、万が一健康被害が出てしまった場合のケアは保証されていません。

服用方法は水かぬるま湯で飲むだけととても簡単なミノキシジル内服薬ですが、副作用も含めた体への影響を正しく理解し、特に過剰な用量の服用とならないように気をつけましょう。

ミノキシジルを空腹時に服用

経口内服型の医薬品は、少なからず食事による影響を受けます。

薬の性質や効果によって、服用のタイミングは食前、食後、食間いずれかのタイミングで服用するように指示があるものがほとんどです。

これは簡単に言うと、服用のタイミングにより薬の効果を調整するためだと思っていただいて構いません。

胃の中に食べ物がほとんどない食前の服用であれば、成分の吸収はダイレクトに行われ高い効果が得られる反面、副作用のリスクや、成分の分解、代謝を行う胃腸や肝臓への負担は大きくなります。

反対に食後の服用であれば、薬の成分の吸収は穏やかになり、副作用のリスク、胃腸や肝臓への負担のリスクが軽減されます。

食間の服用は、食前の服用、食後の服用それぞれの丁度中間くらいの薬の吸収となります。

ミノキシジル内服薬は高い効果を持つ反面、胃や肝臓へもそれなりの負荷をかけます。

胃の中が空に近い食前に服用をしてしまうと、成分の吸収は急速に行われ、胃を荒らしてしまう原因となったり、代謝を行う肝臓への負担も大きくなります。

急速に成分が吸収されるということは効果がすぐに現れやすいということでもありますが、薬を飲んですぐに発毛があるなどということはさすがにありません。

それよりも、ミノキシジル特有の副作用である急激な血圧の低下などを招きやすくなります。

ミノキシジル内服薬を食前の空腹時に服用するのはなるべく避けた方がよいと言えるでしょう。

ミノキシジルを食後に服用

前述したように多くの内服薬は食前、食間、食後というように服用のタイミングが決められています。

特に高い効果を持つ医薬品である場合、食後に服用をするよう指示されているものが多くなります。

ミノキシジル内服薬について言えば、やはり強力な効果を持つ医薬品なので、胃腸や肝臓への負担、副作用のリスクから食後での服用が望ましいとされています。

胃の中に食べ物が残っている状態の食後であれば、服用した医薬品の成分は食べ物や胃酸と混ざり、緩やかに吸収されるようになります。

また内容物を腸に送り出そうとする胃の蠕動(ぜんどう)運動が活発であるため、有効成分が胃に留まっている時間が短くなり、胃を荒らしてしまうことを防ぎ、より早く腸でも吸収されます。

このように食後の服用とすることで、ミノキシジル内服薬の副作用である急激な血圧低下などをある程度防ぐことが可能になります。

ミノキシジルは食後に服用、このように覚えておくとよいでしょう。

ミノキシジルを飲む時間

ミノキシジル内服薬の服用方法として、服用の時間が気になる方も多いかと思います。

実はこの問題に関しては、朝夜それぞれの服用時間でメリットとデメリットがあり、どちらが正しいかは一概には言えない状態となっています。

ミノキシジル内服薬は血圧を下げる効果を持っています。

このため夜間の服用では必要以上に血圧を下げてしまう恐れもあるため、血圧の安定する朝の食後がいいとは多く言われています。

一方で、髪の毛の成長は夜間の就寝時に最も活発に行われるため、この時間帯に薬の成分が体内で働くようにするには夕食後の服用がいいという意見もあります。

また、ミノキシジルは1日の用量が10mgまでとなるように服用すると前述しましたが、例えば1日に5mgの用量で服用する場合であれば、朝と夜にそれぞれ2.5mgずつ服用することでミノキシジルの成分が体内で常に一定になり、安定した効果が得やすくなるため、朝と夜で分けた服用が推奨される場合もあります。

ミノキシジルの服用時間に関してはこのような状況なので迷ってしまうかも知れませんが、リスクを考えれば、まずは就寝前の服用は避け、血圧の安定する朝の服用から始めてみるのがよいかもしれません。

そこから様子を見て、服用の時間を工夫していくのがよいでしょう。

ミノキシジル服用時の注意点

ここではミノキシジル内服薬を服用する際に注意するべき点についてまとめています。

繰り返し強調していますが、ミノキシジルは高い効果を持つ医薬品である反面、副作用も存在するのでその服用は慎重に行うべきです。

まず、服用以前に、狭心症など心臓に疾患がある方はミノキシジルの服用を避けなければなりません。

高血圧あるいは低血圧の治療薬を服用中の方も同様です。 これはミノキシジルが血管に作用し、血圧の低下を引き起こす可能性があるからです。

また、体内に吸収された医薬品の成分の多くは肝臓で代謝され、腎臓でろ過され体外に排出されますが、これらの臓器は普段から様々な栄養素などの代謝やろ過を行ってもいます。

そこへ医薬品の服用でさらに仕事を増やすということは、少なからず肝臓や腎臓への負担をかけていると言うことができます。

このようなことから、肝臓や腎臓が弱っている方、疾患がある方もミノキシジルの服用を控えるようにしましょう。

このように元々は血圧効果剤であったミノキシジルには、肝臓や腎臓への負担や、血管に関する副作用があります。

">1日に服用する用量は必ず10mg以下となるようにしましょう。

また、成分の急激な吸収による副作用や、胃腸、肝臓への負担のリスクを避けるために空腹時の服用も避けるようにしましょう。

他にも、飲み合わせに関する注意があります。
ミノキシジルと飲み合わせの悪いものには、

  1. ・アルコール
  2. ・血行促進剤
  3. ・風邪薬
  4. ・痛み止め
  5. ・ワセリン
  6. ・トレチノイン

などがあります。
これらと併用をしてしまうと、ミノキシジルの危険な副作用が強く出たりしてしまい危険です。

以上の注意点を理解していれば、高い発毛効果を持つミノキシジルを安全に利用することができるでしょう。

ミノキシジルを使えない人

ミノキシジルを使えない人

高い発毛効果が認められているミノキシジルですが、使用を避けた方がよい場合もあります。

繰り返し強調していますが、ミノキシジルは高い効果を持つ医薬品成分であるために、どうしても副作用や禁忌は存在してしまうのです。

健康に関わる重要な部分ですので、購入を検討中の方も現在使用中の方も、使用できない場合とその理由は理解しておきましょう。

まず、元々血圧降下剤として使用されていたミノキシジルは、血管を拡張させ血圧を低下させる効果があります。

このため、低血圧の人が服用してしまうと、さらに血圧が下がってしまう危険があります。

ですので、低血圧の方はミノキシジル内服薬を使用してはなりません。

また、高血圧の方で、血圧を下げる薬を服用している方もミノキシジルを服用できません。

血圧降下剤との二重の効果で急激に血圧が落ちてしまう危険があるからです。

血圧を変化させるミノキシジルは心臓に負担のかかる医薬品成分でもあります。

このために、狭心症など、心臓に疾患を持っている方もミノキシジルを服用してはいけません。

さらに、ミノキシジル内服薬の代謝や分解は、肝臓や腎臓にも負担をかけます。

したがって、肝臓や腎臓が弱っている方、疾患を持っている方もまた服用を避けなければなりません。

ここまでの説明は主にミノキシジル内服薬を服用できない方の特徴となります。

ミノキシジル外用薬であれば、内臓や血管への負担は大きく軽減されているので、上記に緒該当するような方は医師への相談を行ってから使用をするのがよいでしょう。

しかし、外用薬の場合は患部への刺激という特有の副作用があります。

体質などで個人差がありますが、ミノキシジル外用薬で皮膚が炎症を起こしてしまう方などはすぐに使用を中断し、以後の使用は控えねばなりません。

炎症が悪化してしまえば、発毛にとっても取り返しのつかない影響を与えてしまいかねません。

ミノキシジルの使用を避けるべき場合を説明させていただきましたが、これらに該当する方でも、当然薄毛に悩むことはあるでしょう。

そのような場合、ミノキシジル以外の方法で薄毛の改善を行うこととなります。

>>自分でできる薄毛の改善はこちら

ミノキシジルを使うべき人

前頭が薄い人

これまで説明したように、副作用や内臓への負担という観点から、ミノキシジルには禁忌や服用を避けるべきパターンが多くあります。

しかし、発毛の効果という点ではミキシジルに勝る医薬品成分もまた、存在しないのが事実です。

多少大げさな表現では、「最強の発毛薬」「最後の手段」などと呼ばれることもあるミノキシジルですが、こういった表現もあながち間違いではないとも思います。

ともあれ、薄毛を確実に、一刻も早く改善したいのであればミノキシジルの使用は積極的に行うべきです。

正しい用法用量を守るというのが大前提になりますが、以下のような方が薄毛治療にミノキシジルを使うべき人になるでしょう。

  1. 今までに他の育毛剤で効果が出なかった人
  2. 副作用として現れる可能性のある多毛症をある程度受け入れられる人
  3. クリニックなどでの治療を検討していた人
  4. どうしても、薄毛を改善したいという真剣な意思のある人

もちろん、血圧や心臓、内臓に疾患、不調がある方は上記であってもその限りではありません。

ミノキシジルと育毛サプリの違い

考える人

ミノキシジルは医薬成分であるために、育毛サプリメントとは異なります。

現在日本で唯一店頭販売がされているミノキシジル外用薬である大正製薬のリアップシリーズは「第一類医薬品」と定められています。

この第一類医薬品というのは、一般用医薬品の中の分類のひとつで、一般医薬品の中では最もリスクの程度が高い医薬品の分類となります。

近年法改正によりインターネットでの通販が可能となりましたが、薬局などで購入の際は、薬剤師の指導の下での販売が義務付けられています。

これに対してサプリメントとは、栄養補助食品や健康補助食品とも呼ばれているもので、日本においては法律的な定義は存在していません。

医薬品と異なり、サプリメントでは明確な効果や効能を表示することができません。

育毛や発毛に関しても効果が医学的に証明されている、つまり効果が高いのは当然医薬品ということになりますが、医薬品には必ず副作用が存在します。

この点は必ず理解して使用をしなければなりません。

ミノキシジルは女性に使える?

考える女性

男性とは原因や症状が異なりますが、女性であっても薄毛に悩む方は多くいらっしゃいます。

むしろ、女性であっても積極的な発毛効果を狙うのであればミノキシジルを選択すべきです。

ただし、いくつか注意すべき点はあります。

まず、女性の薄毛は男性のように完全に髪がなくなってしまうようなことはまずありません。

びまん性脱毛症と呼ばれていますが、全体的なボリュームが失われたり、髪の分け目から地肌が目立ってくるような症状がほとんどです。

男性以上に見た目を気にする女性のこと、このような薄毛でもなんとかして改善したいと思う方が多いのですが、多くの場合男性と比べて軽症な薄毛であると言えます。

このような理由から、女性の薄毛治療に用いるミノキシジルには、低濃度の外用薬が推奨されています。

副作用や体への負担を考慮すれば、高い効果の反面リスクも大きい内服薬や高濃度の外用薬は、女性の薄毛治療には必要ないと考えられています。

一般的に女性に薦められているミノキシジル外用薬は、濃度が1〜2%程度のものが大半です。

この程度の濃度であれば、女性の敏感な肌にも刺激が少なく、安全に発毛を実現できると考えれらています。

また、女性に多い円形脱毛などの場合はミノキシジルの効果は期待できないとされているので注意が必要です。

その他、妊娠中、授乳中の方などもミノキシジルの使用は控えるようにしましょう。

このように、女性であってもミノキシジルを使用することはできます。

ただし、低濃度の外用薬を選択するようにし、用法用量を正しく守りましょう。

ミノキシジルのデメリット

悩める男性

ここではミノキシジルのデミリットについてまとめます。

まず、ミノキシジルは本来高血圧治療のための血圧効果剤として使用されており、血管拡張効果によって血圧をコントロールする効果を持っています。

この作用は血管系の副作用としても現れ、主に動悸、血圧低下、めまい、むくみなどが起こる場合があります。

また、頭部以外の箇所に多毛の症状が現れる可能性もあります。

さらに、ミノキシジルの最も重篤な副作用には狭心症があります。

これはミノキシジルの効果で血流が改善したことにより心臓の仕事量が増え、心臓が働くのに必要な酸素が不足してしまうために起こりうる副作用です。

ミノキシジルの最大のデメリットとして真っ先に挙げられるのは、これらの副作用でしょう。

また、これらの副作用以外にもデメリットとして挙げられるのは経済的な負担があります。

特にクリニックなどから処方される場合は保険適用外の全額自己負担となり、さらに継続しなければ効果を実感しにくい医薬品の性質上非常に大きな出費となってしまいます。

金額に関するデメリットはインターネット通販である程度解消することができますが、これらのデメリットは理解しておくようにしましょう。

メリットとデメリットを比較して、デメリットの方を大きく感じてしまうようであればミノキシジルの使用は行うべきではありません。

また、そのような場合でも薄毛改善には別の方法もあるので諦めることはありません。

>>自分でできる薄毛の改善はこちら

ミノキシジルのメリット

ガッツポーズをする男性

多くの支持を集め、多数の愛用者のいるミノキシジルには当然メリットも多くあります。

まずなによりも、医学的に証明された発毛効果を持ち、世界中で薄毛治療に使用されている成分である点でしょう。

本当に薄毛が改善できるのかは心配になるものですが、医学的に有効性が認められたミノキシジルに対しては、大きな期待をすることができるのではないでしょうか。

クリニックなどで医師の診断の下に処方されたものであればなおさらでしょう。

実際に発毛を実感し、薄毛を改善できたという口コミも非常に多く、数ある育毛成分の中でもミノキシジルの効果は最強です。

また外用薬、内服薬、それぞれに幅広い成分量が設定されているので、性別や薄毛の症状、副作用を考えて使用するミノキシジルを選択できる自由度の高さがあります。

さらには薬局での購入からクリニックでの処方、インターネットでの通販など幅広い入手経路がありいつでも自由に使用ができるというメリットもあります。