薄毛
2017.12/11

自分でできる薄毛の改善や対策には様々な方法がありますが、特に日ごろから行えるようなものを中心にまとめてあります。

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薄毛は自分で改善できる

一本芽吹く命

現在では薄毛の原因はそのほとんどが解明されてきました。

原因がわかればその対策をとることも可能ですが、薄毛の改善はなにも医薬品の使用やクリニックでの治療だけでしかできないわけではありません。

当然ミノキシジルなどの医薬品の使用は高い効果をすぐに実感できるという点ではメリットがあります。

しかし、当然医薬品には副作用や禁忌があり、すべての人がそうした治療を行うのが正しいのかというとそうではありません。

ここでは個人でできる薄毛の改善方法をまとめてみました。
薄毛の改善には実に様々な方法があるのですが、医薬品を使用したとしてもすぐに改善の効果が現れるようなことはありません。

じっくりと長い目で、薄毛の改善に取り組む姿勢が大切です。

薄毛は自分で改善:食生活

食生活の改善は、自分でできる日ごろの薄毛対策の中でも特に重要となります。

人間の体はその人の食べたものによって作られているということを常に意識して、薄毛を改善、防ぐ食生活を心がけましょう。

まず、人間の髪の毛は99%がケラチンというタンパク質から生成されています。

そして髪の成長や健康にとってはタンパク質の他にも、アミノ酸、カルシウム、亜鉛などたくさんの栄養素も必要になってきます。

毎日外食やコンビニ弁当ばかりでは栄養のバランスが偏ってしまいますので、1日3食が栄養バランスの良い食事となるようにしましょう。

また、上記の成分を意識して多く摂る様にすることは効果的です。

特に亜鉛を多く含む牡蠣、レバー、タラバガニ、しじみ、アーモンドなどのナッツ類などは育毛に効果がある食べ物としても有名です。

タンパク質を多く含む牛肉、ラム肉などの肉類ですが、これらは脂肪分が少ない赤味の部分が特に育毛には良いとされます。

それ以外にも、大豆に含まれるイソフラボンは、テストステロンを薄毛の最大の原因であるDHTへ還元する5αリダクターゼという還元酵素を抑える働きがあるため、豆腐や豆乳、納豆など大豆製品全般は薄毛の改善に有効な食品です。 その他にもコンブやワカメ、モズクなどの海藻類はフコダインという成分を多く含み、この成分が血液の流れを改善してくれるので頭皮への栄養素の供給をサポートし、育毛に効果があるとされています。

レモンやみかんなどのかんきつ類も育毛に有効な食品です。

これらかんきつ類に多く含まれているビタミンCはコラーゲンの生成を助け、頭皮や血管を丈夫にしてくれます。

カップ麺やコンビニ弁当、ファストフードやラーメンなどは髪のためには極力避けたいものですが、それ以外の外食の際は、揚げ物や塩分の多いメニューを避け、和食や魚料理などを選ぶようにするとよいでしょう。

薄毛は自分で改善:お風呂

薄毛の改善においてお風呂、つまり入浴は少なからず影響を及ぼします。

薄毛の原因のひとつとして、血流の悪化により毛根への栄養素や酸素の供給が十分に行われていない状況が考えられます。

入浴によって全身が温まれば、血管が拡張して血流の改善効果が見られます。

当然シャワーだけで済ます入浴より、湯船にしっかりつかる入浴のほうがこの効果は高くなります。

日々の湯船につかる入浴の習慣は薄毛の改善、予防に効果があります。

また、男性の薄毛の最大の原因としてDHTというホルモンがありますが、このDHTは発汗をすることで体外に排出することができるのです。

この面からも、入浴でしっかりと体を温め発汗を行うことは薄毛の改善に効果があると言えます。

湯船につかる入浴の際は、発汗作用を高めるバスソルトや、ショウガ、ゲルマニウムなどを含んだ入浴剤を入れるとさらに効果を期待できるでしょう。

さらに、入浴による薄毛の改善で大事な点がもうひとつあります。

それはシャンプー(洗髪)です。
正しくシャンプーを行うことは頭皮の環境を健康、清潔に保ち髪が成長する土台を作ります。

正しいシャンプーの方法としておさえておきたいポイントは以下です。

素洗い 実はお湯で頭を洗うだけで、ほとんどの汚れは落とすことができます。

このとき少しぬるいかな、と感じるくらいの温度で2分間ほどマッサージするように紙と頭皮を洗います。

すると頭皮の毛穴が開き、次にシャンプーで毛穴の汚れを落とす準備ができます。

爪を立てずに指の腹で優しく洗うことが大切です。

シャンプーは手の平で泡立てる シャンプーを直接頭につけてしまうと液が毛穴に詰まってしまい、すすぎきれずに残ってしまう場合があります。

シャンプーは必ず手に平で泡立てましょう。

指を立てて優しく洗う シャンプーの際にも、もちろん指の腹で優しくマッサージするように洗います。

くれぐれもゴシゴシと頭皮を傷つけるような強い洗い方はしないようにしましょう。

そこまでしなくても汚れは十分に落とせます。

十分にすすぐ 2〜3分かけてしっかりと洗い流し、すすぎ残しがないようにします。

すすぎ残したシャンプーは毛穴の詰まりの原因になり、雑菌を繁殖させ頭皮環境を悪化させてしまいます。

すすぎの際も頭皮を揉む様にすると毛穴の中のシャンプーの泡をしっかり落とすことができます。

トリートメントが頭皮につかないようにする トリートメントを使用する際は毛先だけに使うようにし、頭皮にまで付かないようにします。

トリートメントが頭皮に付くと毛穴の詰まりを起こしこれも雑菌の繁殖など頭皮環境の悪化に繋がります。

頭皮まで乾燥させる シャンプーのあとはドライヤーで乾燥させますが、このとき髪の毛だけでなくく頭皮まで乾かすようにしましょう。

湿った状態の頭皮は雑菌が繁殖したりフケが出たり頭皮環境にとってマイナスとなります。

頭から20ほど離してドライヤーをかけ、根本から毛先へ向かって乾しましょう。

また必要以上に長時間ドライヤーをあて続けると頭皮が乾燥し過ぎてしまうので注意しましょう。

このような点を注意すれば、少なからず薄毛の改善効果が期待できます。

また、シャンプーの種類も、毛穴を詰まらせないノンシリコンタイプのものが薄毛の改善にはいいとされます。

その他にも薄毛に効果のあると謳ったシャンプーは国内外のメーカーから販売されていますのでチェックしてみるとよいでしょう。

最後にシャンプーを行う時間です。
よく、「朝シャンははげる」などと言われていますがこれは半分が本当で半分が嘘です。

シャンプーを忙しい朝に行う場合、時間に余裕がないためすすぎ残しや乾燥不足となってしまい、これが頭皮環境の悪化に繋がりやすいとされています。

朝に余裕を持った入浴の時間が取れないのであれば、なるべくシャンプーは夜に行ったほうがよいでしょう。

薄毛は自分で改善:運動

適度な運動は万病を予防するとも言われていますが、薄毛の改善においても運動は効果を発揮します。

まず、運動不足の状態では全身の血行が悪い状態になりやすく、髪の成長に必要な、毛根への栄養素や酸素の供給も滞ってしまいがちになります。

適度な運動を続けることで、常に良好な血行を保てば毛根への栄養素や酸素の巡りもよくなります。

また、よく知られているように運動にはストレスを発散させる効果もあります。

ストレスが常に溜まるようになると、交感神経が優位な状態になり血管が収縮しやすくなります。

結果血流が悪化し、毛根への酸素や栄養が不足し、薄毛の原因となってしまうのです。

さらに、運動よって起こる発汗には、薄毛の最大の原因であるホルモン、DHTを体外に排出する効果もあります。

薄毛の改善、予防には特に有酸素運動がいいとされています。

有酸素運動というのは、体に酸素を十分に取り込みながら脂肪や糖を燃焼させ、体を動かすエネルギーとする運動です。

体に負担をかけず、無理なく行うことができるウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などがお勧めです。

薄毛は自分で改善:ストレス

人間の体にはストレスによって想像以上の負担がかかっています。

病原体などの異物が体内に進入した際、体はそれに対抗するために一定の反応を起こしますが、実はストレスを受けることによってもこれと同様の反応が体内では起こっているのです。

ストレスは脳の大脳新皮質でキャッチされ、自律神経を活動させたりアドレナリンやノルアドレナリンなどの脳内物質を分泌させます。

特にストレスを受けると自律神経のうちの交感神経が優位になり、血管の収縮、瞳孔の拡大、心拍数の増加、血圧の上昇などの症状が起きます。

これはストレスに対抗しようとする体の免疫反応なのですが、慢性的なストレスによりこれらの症状が続けば、体にとっては毒となってしまいます。

特に血管の収縮は毛根への栄養や酸素の供給を滞らせ、薄毛の原因となってしまいます。

このことからもストレスは溜め込んでしまうより、適度に発散をすることが薄毛の改善、予防にとってプラスとなります。

日ごろからストレスを溜め込まないためにも、まずは良質な睡眠を確保することが効果的です。

就寝前のパソコンやスマートホンの使用を控えるだけでも睡眠の質は向上すると言われています。

また、日中の適度な運動や、入浴、バランスの取れた食事などを心がけるだけでも、ストレスの解消が見込めます。

趣味に没頭する時間などが設けられればなおよいでしょう。

薄毛は自分で改善:紫外線

意外と知られていませんが、紫外線も薄毛の原因となってしまうのです。

特に女性に比べて紫外線の対策をしない男性は知らず知らずのうちに髪にダメージを与え薄毛の原因を作ってしまっている場合があります。

紫外線が頭皮に与える影響はいくつかあります。

まず、髪は長時間強い紫外線を受けると、「キューティクル」という保護成分から水分と油分が抜けてしまいます。

この状態がいわゆる髪がダメージを受けた状態ですが、さらにこの症状が進むと今度は脱毛へと繋がってしまいます。

他にも紫外線は頭皮にも直にダメージを与えますが、このとき傷付いた頭皮を保護しようとして毛穴からの皮脂の分泌が活発になります。

この状態でさらに紫外線を受け続けるとその皮脂が頭皮で酸化し、頭皮環境を悪化させてしまい、これも薄毛の原因となります。 さらに紫外線は頭皮表面だけでなく、内部の毛根、毛母細胞にまでダメージを与え、髪の成長能力を落としてしまうとも言われています。

では、この紫外線を防いで少しでも薄毛の改善に繋げるにはどのようにすればいいのでしょうか。

すぐに思いつくものには帽子をかぶるなどがあると思いますが、もちろん帽子は髪や頭皮への紫外線を防ぐのには効果的です。

しかし帽子の中が汗で蒸れてしまっては薄毛の改善の逆効果にもなってしまいかねないので、なるべく通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

また、頭皮や髪の毛用のUVカットスプレーも市販されていいるのでそれらを使用するのも有効です。

ただし1日の終わりにはしっかりと洗い流すようにしましょう。

万が一、夏の強い紫外線などを長時間受けてしまった際は、まず頭皮をしっかり冷やし、保湿することである程度ダメージを軽減することが可能です。

日ごろからビタミンA、B、C、E群を十分に摂ることでも頭皮の炎症の際の回復に役立ってくれます。

特にビタミンCはコラーゲンの生成を促し、頭皮環境を整えるのに有効なビタミンであることが知られています。

薄毛は自分で改善:冷え性

冷え性に代表されるような体の冷えも、薄毛を進行させる原因となってしまうことがあります。

特に末端冷え性は手先や足先などの血流を妨げてしまいますが、心臓から離れた頭の頭頂部も冷えによって血流が滞りやすい場所です。

繰り返し説明をしていますが、血の流れが悪くなると、毛根への栄養や酸素の供給不足に繋がり、薄毛の直接の原因となってしまうのです。

特に冷え性は女性に多い症状と思われがちですが、冷え性の男性は増加していて、特にデスクワークなど座りっぱなしの仕事をされている方は要注意です。

他にも、筋肉が少ない、体をほとんど動かさない、喫煙する、冷たい飲み物を良く飲む、入浴は湯船につからずシャワーのみ、このような習慣がある方は体が冷えやすくなります。

これらを見直すだけでも、体の冷えは改称されますが、さらに普段からできる薄毛改善のための冷え性対策として、ネギ、ニンニク、ショウガ、ゴボウなどの体を温める効果を持つ食材を積極的に摂ることなどがあります。

首、手首、足首、これらをマフラーや手袋、厚手のソックスなどで冷やさないようにするのも効果的です。

薄毛は自分で改善:かつら

薄毛の悩みが主に周囲に感じる外見的なコンプレックスであれば、かつらの装着というのは装着したそのときから確実に効果を得ることが可能です。

女性であればウィッグと呼ばれるかつらの種類が、今では若い方でも帽子や髪型を変えるような感覚で愛用されています。

また、男性用のかつらも現在では一昔前のものよりもはるかによくできていて、頭の形や希望のヘアスタイルに合わせてオーダーメイド可能なものなどもあります。

一昔前のかつらにあった、「いかにもカツラ」といような違和感もなく、引っ張られても取れないようなものまで用意があります。

ミノキシジルなどの医薬品を使うリスクを避けながら、外見上ではそれを上回る効果を簡単に得られるかつらは、現在では積極的な薄毛改善方法のひとつであると言えるでしょう。

薄毛は自分で改善:育毛サロン

薄毛を改善するのに、確実性や安全性、それなりの費用をかけられる方であれば育毛サロンや育毛クリニックに通っての治療が選択肢に入ってくるでしょう。

ここでまず注意したいのが、育毛サロンと育毛クリニックまたはAGAクリニックと呼ばれているものは違うということです。育毛サロンとは、医療機関にはあたらず、高い効果を持つ医薬品であるミノキシジルやフィナステリドを処方することはできません。

あくまでも洗髪やマッサージなどの頭皮ケアによる発毛効果を期待させるサービスとなります。

対するクリニックと謳うものは医療機関です。

医師の指導の下に、適切な医薬品を用いた治療を行うことができます。

当然より高い薄毛改善効果が期待できるのクリニックのほうです。

しかし、薄毛の症状や進行度合いによっては育毛サロンでの施術で効果がある場合もありどちらに行くべきかを一概に言うことはできません。

自身の薄毛の症状や進行度合いを良く見極めてサロンやクリニックを選ぶようにしましょう。

ミノキシジルを使う

頭皮に育毛剤を使う男性

ミノキシジルの使用は薄毛の改善においてはやはりベストな選択肢のひとつであると言うことができます。

医学的にも高い発毛効果が認められた成分であるミノキシジルは、正しく使用することで実際に発毛を実感している人も多く、4〜6ヶ月くらいの間に発毛を実感できる方が多いようです。

多くのミノキシジル医薬品はネット通販で安く簡単に購入できることもあり、現在では薄毛改善の主流となっています。

外用薬と内服薬がありますが、それぞれにメリット、デメリットがあるのでよく理解しておくようにしましょう。

外用薬のメリット、デメリット
  1. 特有の副作用である、動悸、めまい、むくみなどが起きにくい
  2. 症状や副作用に応じて1~15%以上のミノキシジル濃度を選択できる
  3. 低濃度のものであれば女性でも使用が可能
  4. 液状、ゲル状、ムース状、クリーム状などが様々なメーカーから発売されていて、使い安さで選択できる
  5. 人によっては毎日の使用を手間に感じる
  6. 成分が肌に合わなかった場合、頭皮に炎症などの副作用が起きる場合がある
内服薬のメリット、デメリット
  1. 外用薬に比べてさらに高い発毛効果
  2. 毎日なるべく決まった時間に水かぬるま湯で服用するだけなので簡単
  3. 症状や副作用に応じて2.5〜10mgの成分量を選択できる
  4. 動悸、めまい、むくみなど血管系の副作用が起きる場合がある
  5. 全身の多毛症の副作用が現れる場合がある
  6. 心臓や肝臓、腎臓が弱っている場合は使用ができない

高い効果が認められているミノキシジルですが、医薬品の効果や副作用には個人差があります。

薄毛改善は、すぐに効果が出なかった場合でもあきらめずに、じっくりと取り組む姿勢こそが最も大切なのかもしれません。